<連盟40周年記念式典にあたっての会長の挨拶より>

堺美原少年軟式野球連盟
会長 山田 正孝

堺美原少年軟式野球連盟創立40周年を迎えるにあたり、ご挨拶を申し上げます。
平素は、本連盟の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
本連盟は昭和48年に旧美原町で八上小学校校区にて初の少年野球チーム2チームが誕生したことを皮切りに、北小学校校区で1チームが誕生し、昭和50年4月に3チームで連盟の創立をスタートさせ、その後次々と各小学校校区にてチーム誕生を迎えました。平成4年には中学生を対象の少年部が誕生し、現在学童部5チーム、少年部1チームの総勢154名が選手として登録しております。
本連盟所属チームは、公益財団法人全日本軟式野球連盟に登録し、野球に親しみ野球を愛する、将来の夢を育む、親子で楽しむきっかけ作りの場などとして活動しており、ひいては青少年の健全な心身の発達、地域コミュニティーの醸成、仲間づくりの大切さや連帯感の高揚、または生涯にわたりスポーツに関わる健康運動に繋がるものと考えております。
本連盟は創立以来、各野球大会への参加や野球教室の開催、指導者には指導者研修を開催するなど、子供たちがいかに楽しく野球に取り組めるかの環境づくりに尽力して参りました。今日では美原地域における青少年のスポーツの団体として最も大きな組織に発展いたしました。これは偏にプロ野球選手、OBの方々や社会人野球の指導者の皆様をはじめ、今日までご支援、ご協賛いただきました関係者の皆様方のおかげと深く感謝申し上げます。
さて、この40年を顧みますと、各チームから数多くの選手達が立派な大人へと成長し、社会へ羽ばたいております。プロ野球選手や高校球児として甲子園出場を果たした選手なども誕生し、これは各チームまた、本連盟の誇りであります。
ここ関西圏においては阪神淡路大震災、近年では東日本大震災などの自然災害もありましたが、その度にわが国における人気スポーツである野球は、人々に勇気や感動を与え元気づけてくれました。
一方で少子高齢化の問題など子供達を取り巻く環境は、決して良いとは言えず本連盟も様々な課題について、全力で取り組んでいく所存です。
この間、本連盟は平成の大合併により旧美原町が堺市と合併したことで、平成18年に美原少年軟式野球連盟から堺美原少年軟式野球連盟へと名称を改め再出発いたしましたが、記念すべき40周年を新たなる出発点とし、組織の更なる充実を図ることで、指導者の技術や資質の向上に努め、子供達の笑顔あふれる全力プレーを支えていきたいと思っています。
最後になりましたが、皆様の益々のご活躍とご健勝を心からお祈り申し上げますとともに、一層のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
          
                                                     平成29年2月26日